これから保育士を目指す方へ
保育士のしごとの魅力
保育士の魅力(長野県作成)
「子どもと遊ぶのが好き」「身近な子どもと関わるうちに、楽しさを感じた」そんな思いから、保育士という道を選ぶ人が多くいます。
実際に保育士として働いてみると、それ以上のやりがいと魅力にあふれていることに気づきます。
子どもの笑顔が一番のやりがい
子どもたちは、日々の遊びや活動を通じてさまざまな表情を見せてくれます。初めて成功したときのキラキラした目、楽しくて思わずはじける笑顔──それを間近で見られるのが、保育士の特権です。
子どもの成長の瞬間に立ち会える
最初は泣いてばかりいた子が、ある日「せんせい、だいすき!」と言ってくれた。できなかったことができるようになり、自信に満ちた表情を見せてくれた。そんな成長の瞬間に立ち会えることは、保育士の大きなやりがいです。
保護者からの感謝の言葉が力になる
「先生のおかげで子どもが毎日楽しく通っています」そんな感謝の言葉は、自分の成長にもつながります。保護者と協力して、子どもの成長を支える存在になれることも、保育士の仕事の魅力です。
自分の得意なことが活かせる
体を動かすのが得意なら運動遊び、ピアノや歌の音楽、絵を描くことや工作が好きなら、保育の現場ではそれを活かすことができます。「自分が得意なこと」を仕事に活かせるのも、保育士ならではの魅力です。
社会に貢献できる仕事
保育士は、未来を担う子どもたちの成長を支える重要な仕事です。保育の現場だけでなく、障がい児施設や児童養護施設などでも保育士は活躍しています。社会福祉士などの資格も取って、ステップアップもできます。
保育士になるには
保育士資格を取るには、大きく二つのルートがあります。

指定保育士養成施設を卒業する
指定保育士養成施設は、都道府県知事が指定する保育士を養成するための学校、または専門施設です。大学・短期大学・専門学校があり、長野県内には10施設あります。
長野県内指定保育士養成施設
※保育士指定養成施設の学生を支援する「保育士修学資金貸付制度」があります。
保育士試験を受験する
保育士試験を受験し、合格すれば保育士資格が取得できます。受験資格は大学・短期大学・専門学校(指定保育士養成施設以外)を卒業しているか、高校卒業後に児童福祉法第7条に基づく児童福祉施設で2年以上かつ2800時間の実務経験が必要になります。
職場体験
福祉の仕事に関心のある方に、福祉現場の見学や業務、サービスの内容を体験する機会を提供し、実際の職場を知っていただく福祉の職場体験事業を実施しています。
保育園・保育所での職場体験もできます。保育の仕事に関心のある方は、是非ご参加ください。
